癌のひとつに食道がんがありますが、年々食道がんになる日本人の発症率が多くなっています。その治療症状として以下に記します。
初期症状としては胸骨後部に違和感や背中に違和感を感じます。またのどや食道に違和感を感じて何かが詰まっている感じもあります。時には声も出せないくらいの症状を訴える方もいます。
ほかに、食べ物を飲み込む時に違和感を感じ、嚥下障害も起こす事もあります。顕著な肺がん症状として嚥下困難があり、中期ごろには嚥下痛があり、食べ物を飲み込む時に喉が痛む事があります。
ほかの症状として、消化不良や胸やけ、胃食道逆流もあります。
食道に隣接している喉や気管に影響をもたらす事もあり、咳や呼吸困難もある事もあります。
後期症状として、疲労と体重減少がみられ、転移している可能性もあるので全身に転移した症状といった痛みなども現れる事もあります。
早期の治療は内視鏡による治療が行われ、ガン部分を切除していきます。
また、広範囲にわたってみられるガンであれば、非開胸食道抜去術を行い、胸を開けずに食道のみを抜き取る作業をします。
進行がんの治療として、手術で摘出する他、手術だけでは治療が困難な場合は抗がん剤と放射線療法を行うこともあります。