子供に多い病気のひとつとして水ぼうそうがあげられます。
この病気は、その名前の通り水を持った発疹ができる症状です。
最初は虫刺されのような湿疹が１～2個できる程度ですが、数時間で水を持った水泡があらわれじわじわと全身に広がっていきます。
発熱することもありますが、発熱せずに元気で過ごしていることもあります。
でも、感染力が強いので、一週間程度は通学などを控え、自宅療養することとなります。
大人の場合はより症状が重くなることが多く、発熱したり、発疹がなかなか引かないなどの症状が出る場合もあります。

そして、水ぼうそうになってしまった場合の改善法ですが、ウィルスを防ぐのに役立つ抗ウィルス薬が処方されることになり、これを飲むことで発熱を抑えたり、発疹の広がりを抑えたりなどの高い効果を期待することができます。

さらに軟膏で肌をかかないように保護したり、痒みに対しては抗ヒスタミン薬を服用することで対処していくこととなります。

症状に気付いたら早めに医療機関に受診することが大事ですし、年長児や大人など重症化しやすい場合はなるべく早めに対応することが大事です。
感染力が強い病気ですので、家族にかかったことがない人がいる場合は早急にワクチンを接種すると発症を阻止できることが多いとされています。